こんにちは、経理 山崎(祐)です。
皆様、GWはどのようにお過ごしの予定でしょうか
GW前でTVや雑誌の特集等を見ているとパワースポット関連をよく見ます。
昨今のパワースポットブーム、凄いですね♪
そんな私も昨年、沖縄県南城市(旧 知念村)にある斎場御嶽(せーふぁうたき)を訪れました。
ここ、斎場御嶽(せーふぁうたき)は15世紀~16世紀の琉球王国、尚真王時代の御嶽(うたき)とされています。
岩肌にがじゅまるの根っこが張り付くように伸びていたり、非日常的な景色が広がってます。
気になったのがこちらの壷、岩に二本の垂れた鍾乳石があり、その下には壷が置かれています。
この壷は鍾乳石から滴る水を受けています。(もともとは金壷がおかれていたようです。)
これは天から流れてくる霊水とされていている水滴で、御水(うびぃ)と呼ばれ、聞得大君の水撫でに使われ再生の効果
があると信じられたそうです。
また壷の水量によってその年の豊凶を占ったりもしたのだとか・・・神秘的です
そしてこちらが斎場御嶽のシンボル、三庫裏(さんぐーい)。
半三角形の洞門で約1万5千年前におこった地震の断層のズレからできたと言われています。
神秘的な風景と洞門から吹き寄せてくる涼風が相まって、聖域から出ている「気」を感じられる気がします。
三庫裏(さんぐーい)を進み、その先にある久高遙拝所(くだかようはいじょ)です。
神の島、「久高島」が海の向こうに見えます。
斎場御嶽(せーふぁうたき)というのは実は通称で「せーふぁ」というのが「最高位」を意味することから「最高の御嶽(うたき)」と呼ばれるようになったんだそうです。
正式な神名は「君ガ嶽、主ガ嶽ノイビ」というそうですが、舌を噛みそうです・・・Σ(´д`;)
かつて琉球の御嶽はその全てが男子禁制だったため、国王であっても、入り口の御門口(うじょーぐち)より先に入るには袂の合わせを女装に改める必要があったんだとか
パワースポットにまつわる歴史的背景もまた奥が深く面白いですね
皆様、よい休日をお過ごし下さいませ♪